ウルトラレア日記

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いろいろ雑記

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人気ブロガーハルオサンの「天国に一番近い会社に勤めていた話」を読んだその感想

 

 
はてな界隈で話題の警察官クビになってからのブログが面白かったので書籍版を買ってみました。ちなみにamazonで買いました。
 
 

どういう本か

著者のハルオサンのいままでの転落(?)人生を書いた本で、基本的には上に貼ったブログ内容をまとめた本のようです。紙面もブログそのままの独特な絵と読みやすい文章で楽しく(?)読めます。あとブログと違うところはこの本の上の方の装飾が赤色で、なぜかを連想させます。
 
内容は天国に一番近い会社という題名からもわかるとおり、ハルオサンが勤めていたブラック企業での出来事の話題が多いです。
 
私もフリーターでろくな仕事はしてないし、ちょっとしたことで「じぶんはついてないなぁ」と常日頃思ってるんですが、このハルオサンの本に出てくるエピソードは、自分の悩みを小さく感じてしまうほどどの話もかなりぶっ飛んでます。本当かどうか疑わしいぐらいなほどです。
 
例えば、就職した会社が

会社の表向きは、普通の「家具屋」。
しかし・・・・・・、その裏には「死後清掃」の会社があったのです。

というような、「そんなバカな!」と言いたくなる話がいっぱいあるのです。
 
 
そんな中で私が好きな話は、「最下層民の恋」です。
これはハルオサンにはじめて彼女ができたときの話なんですが、甘酸っぱい話ではなくて、、、
彼女、彼女のお母さん、母の彼氏のヤッくん、登場人物全員の考え、行動がまともではなく、食後、携帯をいじるヤッくんをいきなりぶん殴るおかあさまのところでビックリしてしまいました。そしてそのあとの展開にも。
この話を一言で言うと、暴力恐怖が支配するホラーな話でした。
 
総評するとかなり心を揺さぶられる本で私は楽しめました。
 
 
もし、これから買う人の参考に気になった点をあげるとすれば、
ブログを再編集したということでファンの方は読んだことのある話があるかもしれないこと。(私は最近ファンになり、ブログを読み始めたので読んだことのある話はありませんでした)
それとブログの方にはあると思うんですけどなぜ警察官を辞めることになったのか、という話も聞きたかったなと思いました。
 
でも、社会の闇を知りたい、感情が揺さぶられる本を読みたい人はぜひ読んでみてください。
おすすめです。
 

天国に一番近い会社に勤めていた話 [ ハルオサン ]